砲台跡が残る台場公園を歩けば、「お台場」の歴史がわかる!
2021年8月
かつて200年以上もの間、鎖国を行っていた日本。しかし1853年にペリーが来航したことで、江戸幕府は外国船からの攻撃に備えて、品川沖の人工島に、台場 (砲台)を設置しました。これが「お台場」の名前の由来となりました。当時、6つ造られた台場のうち現在残っているのは第三台場と第六台場の2つで、そのうち第三台場は「都立台場公園」として整備されており、誰でも自由に入ることができます。結果的にこれら砲台は使用されることなく終わりましたが、現在も海岸沿いの高台には砲台跡や火薬庫跡、陣屋跡、かまど跡などの史跡があり、当時の様子を今に伝えています。また、海上バス待合所ではお台場の歴史をパネル展示でわかりやすく紹介しているので、訪ねてみるのもおすすめです。
(以下画像提供:東京港埠頭株式会社)

現在は都立台場公園となっている第三台場。

台場公園にある砲台跡。砲台は結局使用されなかった。

台場公園にある「火薬庫跡」。ここに火薬が保管されていた。

台場公園にある「かまど跡」は石で造られている。
台場公園
住所 | 東京都港区台場1-10 |
---|---|
電話 | 03-5531-0852(お台場海浜公園管理事務所) |
休業 | 無休 |
時間 | 見学自由 |
料金 | 無料 |
交通 | 新交通ゆりかもめお台場海浜公園駅から徒歩2分 |
HP |