大都会・東京を、寄り道しながらWaIking!!

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エンタメタウンを歩く1 
秋葉原電気街から神田明神へ


秋葉原駅~御茶ノ水駅  

アニメ、漫画、ゲームグッズの専門店が密集する秋葉原電気街、通称“アキバ”を、目抜き通りの中央通りから、小さな電気屋が並ぶジャンク通りへと歩く。途中、レトロなミルクスタンド、イヤホン専門店や、コレクターズショップ、メイドカフェなどに立ち寄って、アキバ文化を楽しもう。旧万世橋駅の遺構にあるマーチエキュート万世橋で一休みしたら、昌平橋を渡って神田方面へ歩く。フィナーレは、”東京108町会の氏神様” 神田明神。数々の史跡が残る境内には、今も粋でいなせな江戸文化が息づいている。

スタート 

秋葉原駅電気街口(JR山手線・京浜東北線・総武線)

ゴール 

御茶ノ水駅聖橋口(JR中央線・総武線)

歩行距離 

約3.2㎞

歩行時間 

約45分

立ち寄り目安時間 

 1時間30分
 1時間
  15分  
 1時間  

ルートの目安時間 

約4時間30分

このコースのイラストマップ

お散歩動画を公開中!!

動画があれば、迷わず安心して歩けます!

Vol.19 東京お散歩ビデオ・日本語版

秋葉原駅~御茶ノ水駅

エンタメタウン1 電気街から神田明神へ
“アニメとゲームの聖地”秋葉原で、オタク文化を体験し、“江戸総鎮守”神田明神で、洗練された江戸文化に触れる。
※ビデオ画面から全編を無料でお楽しみください。

ルート順路

3分 200m

9分 650m

6分 450m

2分  120m

7分  520m

10分 700m

7分 500m

ルートガイド

秋葉原散歩の起点は、秋葉原駅電気街口 LinkIcon 。今日は、改札を出る前に、総武線ホームにあるレトロなミルクスタンド、ミルクショップ酪 LinkIcon に立ち寄って、お散歩前のエネルギー補給をすませよう。電気街口を出たら駅前広場を通って左折し、中央通りに出たらビックカメラを右折しそのまま直進する。中央通りは秋葉原の目抜き通り。日曜日には駅前から歩行者天国になる。5分ほど歩くと、右手に黄色の看板が目を引くeイヤホン秋葉原店本館 LinkIcon がある。ここでは5000種ものイヤホンとヘッドホンを試着・試聴できる。中央通りを先へ進み、次の交差点、外神田五丁目を左折し蔵前通りに入る。2ブロック目の角を左折し、秋葉原ジャンク通りに入る。ジャンク通りは、家電量販店では手に入りにくい細かいアイテムを扱う店が軒を連ねるディープな通り。4ブロック目角にある黒塗りのノッポビルが、まんだらけコンプレックス LinkIcon 。コミック、アニメ、フィギュアなど、秋葉原のオタク文化を集めたコレクターズショップだ。さらにジャンク通りを進み、突き当たりを左折。すぐ先の横断歩道を反対側に渡って進むと、右側にメイドカフェの老舗、あっとほーむカフェ LinkIcon がある。ここで秋葉原発祥の“萌え文化”を楽しもう。カフェを右折し、再び中央通りに出て右折。万世橋交差点を過ぎ、万世橋を渡ると、右手に旧万世橋駅の遺構にある商業施設マーチエキュート神田万世橋 LinkIcon がある。駅の遺構を巡って、レストランSta. LinkIcon でランチ。ここから、お散歩の舞台は秋葉原から神田へ。昌平橋を渡り昌平通りをそのまま直進。昌平小学校入口交差点の手前角を左折し、明神下男坂通りに入る。男坂の急な石段を上がると、神田明神 LinkIcon 。江戸総鎮守として知られる歴史ある神社を参拝しよう。神社を出たら右折し、本郷通りを左折して直進。聖橋を渡り、聖橋交差点を右折すれば、今日のゴール御茶ノ水駅聖橋口 LinkIcon に到着する。

立ち寄りスポットガイド

スポットの分類マーク

見どころ・遊び場
highlight. Entertainment
レストラン・食事処
restaurant
カフェ・ドリンクスタンド
cafe
買い物スポット
shopping spot
宿泊施設
accommodations

見どころ・遊び場
highlight. Entertainment

レストラン・食事処
restaurant

カフェ・ドリンクスタンド
cafe

買い物スポット
shopping spot

宿泊施設
accommodations

LinkIcon 秋葉原駅

JR山手線・京浜東北線・総武線、秋葉原駅電気街口から

JR秋葉原駅には、電気街口、中央改札口、昭和通り口の3つの出入口があります。家電やサブカルチャーの店が集まる電気街に行くなら、電気街口が便利。電気街口には北口と南口があるので、行く先によって利用口を選んで。ただヨドバシマルチメディアAkibaへは中央口からが便利。中央口と電気街口は、テナントが並ぶ東西自由通路で結ばれています。JR駅とは構内を別にして、東京メトロ日比谷線、つくばエクスプレス線の秋葉原駅もあります。

秋葉原駅電気街北口からスタート!

電気街口前広場右にJRの高架、ヨドバシカメラのビルが見える。

電気街北口を出て左には、SEGA1号館の赤いビルが目に入る。

竹芝通りを進行と逆方向を振り返れば東京タワーが見える。

LinkIcon ミルクショップ酪

懐かしの瓶入り牛乳とあんぱんで、お散歩前のエネルギーチャージ

1950年に大沢牛乳が創業した駅のホームにあるミルクスタンド。秋葉原駅のホームで70年以上も、牛乳を中心とした乳飲料やパンなどの軽食を販売しています。販売飲料は、瓶入り牛乳が中心で、購入したら、蓋を開けて渡された瓶をその場で飲み干し、瓶を返却。瓶は持ち帰れません。軽食の中ではあんぱんが一番人気で、牛乳とあんぱんを組み合わせた注文は「あんぱん定食」と呼ばれているそう。牛乳の短冊型メニューポップがズラリと垂れ下がった店頭は、昭和時代の雰囲気そのまま。秋葉原駅を利用する通勤客や観光客が、ひっきりなしに立ち寄って、エネルギー補給をしていきます。総武線5番線ホームにも、やはり大沢牛乳が運営するレトロなミルクスタンドがあります。

JR総武線6番ホームにあるレトロな店舗。昔は、あちこちの駅のホームにこんなミルクスタンドがあったという。

販売する瓶入り飲料を紹介する短冊がズラリと並ぶ。

瓶入り牛乳は、パック牛乳より味が軽く飲みやすいという。

パンの種類も豊富。人気は3種類が揃うあんぱん。

毎年人気の牛乳を試飲して好きな牛乳に投票する「ご当地牛乳選挙」を実施。信州安曇野牛乳が3年連続で1位。

牛乳+あんぱんの“あんぱん定食”でエネルギー補給。

ミルクショップ酪

住所

東京都千代田区外神田1 JR秋葉原駅 総武線6番ホーム中央付近

電話

03-3251-3286

休業

無休

時間

6:30~21:00

交通

JR秋葉原駅 総武線ホーム内

HP

秋葉原駅電気街口~eイヤホン

中央通りに出たらビックカメラを右折。

AKB48劇場も入るドン・キホーテ秋葉原店の前を通る。

ユニークな看板やPOPを眺めながら中央通りを進む。

右手に鮮やかなオレンジのeイヤホンの看板が見える。

LinkIcon eイヤホン秋葉原店本館

世界初のイヤホン・ヘッドホン専門店で、お気に入りを見つけよう

家電専門店がひしめく秋葉原電気街の中でも、イヤホン・ヘッドホン専門店はここだけ。世界中のイヤホン・ヘッドホン2万5000点以上を取り扱い、価格帯も600円から80万円という幅の広さ。店内では、5000機種以上のアイテムを、自由に試着・試聴ができます。本館は、2021年4月に中央通りに移転リニューアルしたばかりで、1階がワイヤレス製品中心のフロア、2階がゲーム、スポーツ、テレワークなどの用途に合わせた製品を選べるフロア、3階はマニアックな高級オーディオ製品を揃えたフロアで構成されています。ここなら、自分の耳に合った納得のいくイヤホン・ヘッドホンを見つけられそうです。

2021年4月にリニューアルオープンしたeイヤホン本館。

1階は「ワイヤレス」フロア。無線のアイテムが集合する。

ワイヤレスイヤホンの人気アイテム、JabraのElite 85t 2万6530円

Elite 85tを装着。高いノイズキャンセリング性能を実感。

ピエール中野さんとeイヤホンが共同開発した有線イヤホンHi-Unit HSE-A1000PN 1700円とHSE-A2000PN 3600円。この音作りでこの低価格はお得。

2階のゲームをしながらヘッドセットを試せるコーナー。モデルが装着したのは、人気のRazer Kraken 7980円。

4階には、高級でマニアックなアイテムが並ぶ。こちらは中国HIFIMANのヘッドホンSUSVARA 59万4000円と、香港RhapsodioイヤホンInfinity MK2 39万6000円。

スタッフの東谷圭人さんに聞いた「お散歩中におすすめのアイテム」は、骨伝導イヤホンAfterShokz AEROPEX 1万8180円。耳をふさがないので、歩行中に周りの音も聞くことができる。

eイヤホン秋葉原店本館

住所

東京都千代田区外神田4-7-1新東ビル

電話

0570-06-1118

休業

無休

時間

11:00〜20:00

交通

JR秋葉原駅電気街口から徒歩7分

HP

https://www.e-earphone.jp/

eイヤホン~まんだらけコンプレックス

外神田五丁目の交差点で中央通りを左折する。

交差点右手にはカラフルなミリタリーショップのビル。

蔵前橋通りを直進する。

つけ麵屋の角で左折しジャンク通りへ。

ジャンク通りは、AKIBAカルチャーズZONEまでの路地。ディープな店が集中する。

激安な雑貨を売っている店。

PC関連パーツのジャンク品が並ぶ店。

ケバブの店など、個性的な飲食店が多い。

LinkIcon まんだらけコンプレックス

日本のオタク文化が、8フロアにぎっしり並ぶ

東京中野に本店がある1980年創業の日本最大手のコレクターズショップ。秋葉原店はジャンク通りで一際目を引く黒い8階建てのノッポビルで、フロアごとにジャンル分けされ、コレクターズグッズがぎっしりと並んでいます。コミック、アニメDVD、フィギュア、カード、コスプレなど、全ジャンルで秋葉原トップクラスの品揃えを誇ります。コレクターに限らず、だれでもここへ来れば、欲しかったグッズや懐かしいグッズに出会えます。1階の買取カウンターには、12時の開店と同時に商品を持参する客が来店。「当時の個体数が少ないもの」「保存状態がよいもの」「シリーズが揃っているもの」などが、高い買取のコツだそう。年6回「大オークション大会」を開催し、出品商品のカタログ誌も発行しています。

ジャンク通りで一際目立つ黒い8階建てビル。

ガラス張りのショーケースには人気グッズが並ぶ。

1階買取コーナーでは、幸福を招く福助の像が出迎える。

JPA(ジャパニーズ ポップ アンティーク)は人気が高い。こちらは不二家のペコちゃん人形。

JPAのブリキのおもちゃは高額で取引され、1000万円もの値がつくものもある。写真は昔懐かしい「鉄人28号」ほか。

4階は女性向けの同人誌とコミックのフロア。人気男性アイドルのうちわも豊富に揃う。

漫画やアニメ好きにはたまらない3階の漫画フロア。棚を眺めていけば、大好きだった“あの漫画”に出会えるはず。

人気少年漫画「ドラゴンボール」の英語版も揃う。

8階にはあらゆる乗り物のおもちゃが集まっている。

2020年に映画が大ヒットした『鬼滅の刃』のグッズも人気。

まんだらけコンプレックス

住所

東京都千代田区外神田3丁目11-12

電話

03-3252-7007

休業

無休

時間

12:00~20:00

交通

R秋葉原電気街口から徒歩4分

HP

https://www.mandarake.co.jp/dir/cmp/

まんだらけコンプレックス~あっとほぉーむカフェ

ジャンク通りの突き当たりを左折。

横断歩道を渡ると、右手にあっとほぉーむカフェが見える。

LinkIcon あっとほぉーむカフェ

お屋敷のご主人様、お嬢様になりきって盛り上がろう!

秋葉原発の“萌え文化”、メイドカフェの老舗店。「おかえりなさいませ、ご主人様、お嬢様」の挨拶で出迎えられ、席に着いた後は、ドリンクやフードのお絵かきサービスや、記念撮影、ゲーム対戦など、退店するまでメイドさんが “萌え萌なおもてなし”をしてくれます。メイドさんは、日頃から英会話、歌、ダンスなどの練習を欠かさず、新人、見習い、正メイドへと昇格していき、ランクによって制服も変わります。メイドさんのおもてなしパフォーマンスがあまりに楽しくて、基本滞在時間の1時間はあっという間です。子供からシニアまで幅広い年齢層が訪れます。今では世界各地にあるというメイドカフェを、本場秋葉原でぜひ体験してみてください。

メイドのカチューシャをあしらったかわいい入口。

店前では、頭にカチューシャを付けた風の記念撮影ができる。

1階フロアには、メイドたちの写真がズラリと並ぶ。

今日の担当は、メイドの最高位“レジェンドメイド”のhitomiさん。世界各国のイベントにも呼ばれる有名メイド。

ケチャップを使って“メイドがお絵かき”。テーブルには飛沫防止対策のガードパネルが設置されている。

メイドさんと一緒に、メニューがもっと美味しくなるように、愛情を込めるおまじない。

ぴぴよぴよぴよ♪ひよこさんライス990円と、お嬢ちゃまサンデー770円(税込)。

hitomiさんと記念撮影(写真は記事用です。店内ではメイドも利用客も全員マスク着用)

あっとほぉーむカフェ

住所

東京都千代田区外神田1-11-4

電話

03-5207-9779

休業

無休

時間

11:00〜20:00(コロナ対策のため時短)、土・日曜・祝日は10:00~
*営業時間はホームページなどで事前にご確認ください。

料金

入場料770円 税込(シニア、学生割引あり)
飲食代は別途。お得なコースメニューもあり。

交通

JR秋葉原電気街口から徒歩3分

HP

https://www.cafe-athome.com/

あっとほぉーむカフェ~マーチエキュート神田万世橋

カフェを出て右へ進み、中央通りに出たら右折。

JR総武線のガードをくぐって進む。

中央通りは、万世橋交差点で国道17号と合流する。

万世橋を渡ると、マーチエキュート神田万世橋が見渡せる。

LinkIcon マーチエキュート神田万世橋

約100年前の鉄道遺構を利用したノスタルジックな商業空間

1912年(明治45年)に開業した赤レンガ造りの旧万世橋駅の鉄道遺構をリノベーションした商業施設。2013年9月に、約100年を経て、施設としてよみがえりました。駅開業時に作られたホーム部分を整備した『2013年プラットホーム』では、ガラス張りの展望デッキのすぐ両脇をJR中央線が行き交います。旧万世橋駅の二つの階段「1912階段」と「1935階段」を通って、このホームに上れば、昔日の万世橋駅の構内を歩いているような気分になります。煉瓦の壁面や、連続したアーチなどの駅の遺構もそのまま利用され、特別な空間を演出しています。施設内に入る16のショップやカフェは、どれもこだわりが高く個性的。ノスタルジックな空間で、食事や買物を楽しめます。

神田川沿いに走るJR中央線高架下のレンガ構造を利用。

旧万世橋駅への入口を入って、昔日にタイムトリップ。

70年ぶりに公開された旧万世橋駅の階段。こちらは、1935年に作られたコンクリート造りの「1935階段」。

こちらは、万世橋駅開業当時からある石造りの「1912階段」。

旧万世橋駅のホームを利用した「2013プラットホーム」。ガラスの向こうにJR中央線が走る。

「LIBRARY」には旧万世橋駅のジオラマがある。赤レンガの万世橋駅は、東京駅丸の内口に似たとても美しい建物。

ノースコリドーの店舗を貫く不思議な形のアーチも駅の遺構。

神田川沿いのオープンデッキをお散歩。眺めもグッド。

マーチエキュート神田万世橋

住所

東京都千代田区神田須田町1-25-4

電話

03-3257-8910(9:30〜17:00)

時間

11:00~20:00(日曜・祝日は~20:30)
オープンデッキ~22:30(日曜・祝日は~20:30)
ショップ~22:00、レストラン・カフェ~23:00(日曜・祝日は~21:00)
※一部、営業時間の異なるショップがあります

料金

無料

交通

JR秋葉原駅電気街口 徒歩4分

HP

https://www.ecute.jp/maach

■Sta.

コンセプトは「レストラン付き、まちの秘密基地」

マーチエキュート神田万世橋内に、2021年4月にオープンしたレストランバー。店内は、アーチの壁や、温かみのある赤レンガなどの駅の遺構が生かされ、緑をふんだんにあしらった個性的な空間。ガラス窓からは目の前の神田川が見渡せます。料理人、管理栄養士、フードスタイリストが、調味料から手作りした “ちょうどいい料理” を提供しています。「今週のSta.定食」は、季節の旬の食材を使用したヘルシーなランチ。美しく盛り付けられたワンプレートが食欲をそそります。デザートには、舌の上でとろける「四角いチーズケーキ」が人気です。

オープンデッキに面した入口から入る。

駅の遺構をそのまま生かした店内は、隠れ家のような雰囲気。

旬の野菜をたっぷり使った「今週のSta定食」1500円。

「四角いチーズケーキ」500円と「愛知宮ザキ園 わ紅茶」300円。

Sta.

住所

マーチエキュート神田万世橋1階 N10~N12区画

電話

050-3613-1689

休業

無休

時間

11:00~23:00 *変更になる場合があります。

HP

https://www.ecute.jp/maach/shop/1248

マーチエキュート神田万世橋~神田明神

赤レンガ塀が終わる郵便局前交差点で右折。

神田川にかかる昌平橋を渡る。

昌平橋交差点で道の反対側に渡りさらに直進。

神田明神下交差点を直進する。

昌平小学校入口交差点の手前角を左折し、明神下男坂通りへ。

男坂の急な石段を上がる。

男坂からは眺めが良いため、月見の名所でもあった。

右手に男坂門。神田明神へは正面の随神門から入ろう。

LinkIcon 神田明神(神田神社)

1300年もの歴史を持つ江戸東京の総鎮守

創建は天平2(730)年。江戸城の表鬼門に鎮座する江戸総鎮守で、江戸時代から徳川幕府や庶民に厚く崇敬されてきました。今も、東京の中心である神田、日本橋、秋葉原、大手町、丸の内など、108町会の総氏神様です。ご祭神はだいこく様、えびす様、まさかど様で、縁結び、商売繁昌、健康祈願、勝負運のご利益が得られるといわれています。隔年で行われる神田祭は、天下祭と呼ばれ、日本三大祭の一つとしても知られる壮観な祭礼です。入口の随神門をくぐると、境内には、ご社殿、いくつもの小さな神社、だいこく様像、えびす像など数々の名所があり、見応えたっぷりです。

華やかな装飾が施された鮮やかな朱色の随神門。

門の両サイドには神社の門番である随神の像が立つ。

昭和9年に建てられた権現造りの堂々とした本殿。

本殿の左右に鎮座する狛犬。正面を向いているのは珍しい。

神社のご祭神「だいこく様」像。石造りでは日本一の大きさ。

神社二の宮のご祭神「えびす様」像。大海原を渡る姿を造形。

千社札の納札所。社務所に届け出れば誰でも納札できる。

ご朱印は文化交流館1階で授与(9:00~17:00、300円)。

神田明神

住所

東京都千代田区外神田2-16-2

電話

03-3254-0753

休業

無休

時間

境内自由(神田明神文化交流館は10:00~22:00)

料金

無料

交通

JR御茶ノ水駅聖橋口から徒歩5分

HP

https://www.kandamyoujin.or.jp/

神田明神~御茶ノ水駅

神田明神を随神門から出て、右へ。

坂道を下って突き当たりを左折し本郷通へ。

本郷通り右手に江戸時代の昌平坂学問所跡。ここが現在の東京大学に発展した。

聖橋からはニコライ堂の美しいドームが見える。

LinkIcon 御茶ノ水駅

JR中央線・総武線御茶ノ水駅聖橋口へ

御茶ノ水橋口と聖橋口の二つの出入口の間にホームがあります。駅周辺には、神田明神や湯島聖堂などの名高い史跡や、多くの学校、大学病院が立地しています。現在、駅のバリアフリー化工事が行われており、2023年完成予定まで、聖橋口は、本来の場所より御茶ノ水橋口へ移設されています。地下鉄を利用する場合は、東京メトロ丸の内線が乗り入れているほか、徒歩1分の場所に東京メトロ千代田線の新御茶ノ水駅があります。

聖橋交差点を右折するとゴールの御茶ノ水駅聖橋口はすぐ。

地下鉄新御茶ノ水駅はJR御茶ノ水聖橋口の目の前。

JR御茶ノ水駅はバリアフリー化のための改良工事中。

2023年の駅完成まで、聖橋口は仮駅舎に移設されている。