スタートは、原宿の代名詞・竹下通り。SNS映え抜群のスイーツやグッズを楽しもう。通称、ダガヤサンドウと呼ばれる千駄ケ谷のおしゃれエリアでは、カフェや雑貨店をのぞき、歴史ある鳩森八幡神社にお参り。東に歩いて、左手に新国立競技場のおなじみの建物を眺めながら、日本オリンピックミュージアムへ。意匠をこらした展示でオリンピックを体感し、来年の東京開催に思いを馳せよう。
スタート
原宿駅 東口(JR線)
ゴール
千駄ケ谷駅(JR中央線・総武線)
歩行距離
約3.6㎞
歩行時間
約50分
立ち寄り目安時間
ルートの目安時間
約4時間50分
このコースのイラストマップ
このコースのお散歩動画
動画があれば、迷わず安心して歩けます!
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動画があれば、迷わず安心して歩けます!
Vol.5
Let’s Enjoy “OSAMPO” WALK!!
原宿駅~千駄ヶ谷駅
オリンピックゆかりのエリアへ
スタートは、原宿の代名詞・竹下通り。千駄ケ谷のおしゃれエリアでは、カフェや雑貨店をのぞき 、歴史ある鳩森八幡神社にお参り。東に歩いて、左手に新国立競技場を眺めながら、日本オリンピックミュージアムへ。来年の東京開催に思いを馳せよう。
ルート順路
4分 250m
10分 650m
3分 240m
4分 260m
3分 250m
6分 450m
15分 1.1km
ルートガイド
JR原宿駅 の東口を出たら右へ。原宿竹下口の交差点を右へ渡り、ポップなアーケードをくぐると竹下通り 。全長360mの通りに、カラフルでかわいい店やスポットがぎっしり並ぶ。プチプラな洋服や雑貨を探したり、綿飴、クレープなどの人気スイーツを食べ歩いてみよう。明治通りに出たら左へ。千駄ヶ谷小学校の交差点を左折し、右側の1本目の小道を入る。このあたりは、千駄ケ谷と北参道の両方の地名を合わせ「ダガヤサンドウ」と呼ばれ、最近注目されているエリア。静かな通りに点在する個性的なインテリア雑貨の店やおしゃれなカフェなどは、お散歩の途中にも立ち寄りたくなる。花屋に併設されているカフェ、ローランズ原宿 もその一つ。お花があふれる店内で、美しくてヘルシーなフードを楽しもう。ここを出てさらに小道を道なりに進む。千駄ヶ谷三丁目交差点で再び明治通りに出ると、道の向こう側にStand...7 のピンクの壁が目に入る。スタンドで香りのよい紅茶ドリンクを飲んで元気をチャージ。そのまま直進すると、鳩森八幡神社前交差点の右角に鳩森八幡神社 の鳥居がある。本殿にお参りしたら、鳩の形のおみくじを引いたり、小さな「富士山」にも登ってみよう。裏門から出て右へ、神宮前二丁目の交差点を左折し、そのまま進む。千駄ヶ谷トンネルをくぐり仙寿院の交差点までくると、いきなり左手に、巨大な国立競技場 が現れる。写真でもおなじみのシンボリックな姿を左に眺めながら進むと、突き当たりの日本青年館交差点の右角に日本オリンピックミュージアム がある。広場にある五輪のモニュメントで記念撮影し、館内の展示でオリンピックを体感しよう。さらに新国立競技場に沿って左まわりに進めば、お散歩のゴールJR千駄ケ谷駅 に到着。都営地下鉄大江戸線の国立競技場駅も目の前だ。
立ち寄りスポットガイド
スポットの分類マーク
highlight. Entertainment
restaurant
cafe
shopping spot
accommodations
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見どころ・遊び場 |
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レストラン・食事処 |
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カフェ・ドリンクスタンド |
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買い物スポット |
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宿泊施設 |
原宿駅 東口
JR山手線原宿駅東口から
東京メトロ千代田線明治神宮前駅からは2番出口から
JR山手線の駅。若者の聖地・原宿、また明治神宮参拝の玄関口として、常ににぎわっています。2020年3月に、明るく広々した新駅舎がオープン。従来の駅舎より乗降客の動きもスムーズとなり、乗降客に好評です。大正時代に建てられた旧駅舎は、尖塔があるレトロなフォルムで長年親しまれてきましたが、役目を終え2020年8月に取り壊されました。
2020年3月から新駅舎が使われている
今日は東口を利用。東京メトロ千代田線明治神宮前駅も隣接
竹下通り
東京のカワイイ文化発信地
原宿、いや日本を代表する「カワイイ」通り。新型コロナウイルスの感染拡大前は、世界中から若者が集まってきました。東京観光では絶対はずせないスポットで、とくにカワイイ好きの女の子の聖地です。350mほどの歩行者天国の通りをクレープをはじめとしたスイーツや軽食を片手に歩くのがここのスタイル。カワイイファッションや雑貨店、カフェなど、個性的な店が多く、気になったお店をのぞいていると時間を忘れてしまいます。
バルーンの装飾が定期的に変わる竹下通り入口アーチ
シャッターのスプレーアートも、竹下通りならでは
通りのどこを切り取っても、かわいい
カワイイファッションを求めて全世界から女の子が訪れる
豆柴、豆豚、フクロウのカフェもある
竹下通り
住所 | 東京都渋谷区神宮前1丁目 |
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交通 | JR原宿駅竹下口から徒歩1分 |
■TOTTI CANDY FACTORY原宿店
竹下通りのマストは、虹色の綿飴を食べること!
ふわふわできめ細かなコットンキャンディの店。プレーンのほか、ストロベリー、レモン、メロン、ソーダ、グレープなど味と色の異なるザラメを使って、最大直径45㎝の特大わたあめが出来上がります。一番人気は、何といっても原宿店限定の原宿レインボーです。1階は2019年にオープンした、いちご飴の店Strawberry Fetish(ストロベリーフェチ)。ジューシーないちごを閉じ込めたいちご飴は、竹下通りの最新人気スイーツ。店内の大きないちご型のソファは、いちご飴のかわいい写真が撮れる絶好のフォトスポットです。
ピンクのドット柄がかわいい。
パステルカラーがいっぱいの店内。バケツやカップ入りの綿飴もある。アニマルのケーキポップも人気。
目の前でみるみる大きくできあがってくるのを見るのも楽しみ。
原宿店限定原宿レインボー950円。
いちごのディスプレイがいっぱいの1階ストロベリーフェチ。
いちご飴ロング750円。薄ぶどう飴もある。
TOTTI CANDY FACTORY原宿店
住所 | 東京都渋谷区神宮前1-16-5 RYUアパルトマン2F |
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電話 | 03-3403-7007 |
休業 | 無休 |
時間 | 時間:11:00-20:00 |
HP |
■サンキューマート原宿竹下通り店
オール390円のかわいい商品がここに集合
100円均一ならぬ、商品全てが390円(税別)の店。古着や輸入雑貨が多く、そのコスパのよさだけでなく、ほかにはないかわいいキャラクターや商品、色合いが、女の子に圧倒的な人気です。バッグや小物などのファッションから、ぬいぐるみやクッション、タオル、ステーショナリー、スマホケースなど、豊富な品ぞろえ。ここでしか出合えないオリジナルデ商品が人気で、お客が絶えることがありません。
ロゴマークが目印の竹下通り店。
注目度No.1は「ピュアガーリーシリーズ」。パステルカラーやスケルトンがかわいいパスケースやポシェット、トートバッグ、ハンディファンなど。
売れ筋No.1は「ぴえんクッション」。大人気の絵文字”ぴえん”がモチーフ。
「ヘアアイロン」は定番の人気アイテム。小さくても性能は抜群。これも390円。
スマホケースもかわいいものがずらりと並ぶ。
カラフルな靴下も豊富。キャラクター物もいろいろ揃う。
サンキューマート原宿竹下通り店
住所 | 東京都渋谷区神宮前1-7-3 175番館ビルB1F |
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電話 | 03-3479-2664 |
休業 | 無休 |
時間 | 10:00~20:00 |
HP |
ローランズ原宿social flower & smoothie shop
美しいスムージーやオープンサンドにうっとり
花屋さんに併設されたカフェ。メニューは、オープンサンドに加え、温玉ドライカレー、白いトマトリゾット、各種フルーツグラノーラやスープなど、豊富な品ぞろえとクオリティーを誇ります。人気のスムージーは、スタンダードだけで7種あり、フルーツや野菜の鮮やかな色を花の名で表しています。すべてのメニューが、添加物を入れず、自然のものだけで作られています。フラワーデザインの感覚を取り入れた美しいビジュアルも見応えがあります。社会的な役割を重視し、従業員の4分の3に障害者を雇用しているのもこの店の特徴。花に囲まれ、ヘルシーで美しい食事や飲み物をいただける素敵なお店です。
たくさんのグリーンが出迎える。
花がいっぱいの店内。テーブル席と、通りに面したカウンター席がある。
エディブルフラワーをあしらった美しいストロベリーオープンサンド792円。
スムージーはスタンダードが7種550~880円。食用バラやバラのエキスも入ったローズブーケ1320円。
店内は花の香りがすがすがしい。花を買って帰る人も多い。・
代表の福寿満希さん。フラワーデザイナーであり特別支援学校の教員免許も持つ。
ローランズ原宿social flower & smoothie shop
住所 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-54-15 ベルズ原宿ビル1F |
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電話 | 03-6434-0607 |
休業 | 無休 |
時間 | 11:30~19:00(18:30L.O.) |
交通 | JR原宿駅竹下口から徒歩5分 |
HP |
Tea Stand...7
ドリンクからかき氷まで、楽しい紅茶メニューがお出迎え
ベビーピンクの壁が目印のドリンクスタンド。さいたま市の紅茶専門店Tea roon...7の「紅茶王子」がブレンドしたとっておきの紅茶と、紅茶を使ったドリンクを、気軽にテイクアウトできます。ブレンドティーは月ごとに変わり、それぞれにストーリーがあります。スタンドに併設されている「氷屋きみこ」では、紅茶のかき氷や、紅茶のお茶漬けが味わえます。かき氷はふわふわたっぷりの氷に紅茶王子がブレンドした紅茶や、シロップ、季節のフルーツやナッツなどをふんだんに使った贅沢な一品。お茶漬けは、厳選素材のトッピングや小鉢がつき食べ応えもあります。どれも香り高く、紅茶のおいしさをあらためて知らされます。
TEA STAND…7はテイクアウト専門。ここで注文し、受け取る。
ロイヤルミルクティーフロート730円。外にはベンチもある。
イートインもできる氷屋きみこは、小さなスペースなので予約制。
かわいいピンクのカップは、持ち歩いてもかっこいい。
紅茶が1杯つく紅茶のかき氷。チャイまっくす1350円(税別)。
イートインではおにぎりメニューも。ハートのおにぎりもある。
Tea Stand...7
住所 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-14-3 ワイズテラス原宿1F |
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電話 | 03-5413-0578 |
休業 | 不定休 |
時間 | 11:00~18:00 |
交通 | 東京メトロ副都心線北参道駅2番出口から徒歩2分 |
HP |
鳩森八幡神社
小さな富士山にも登れる千駄ヶ谷の古社
創建はなんと860年。千駄ヶ谷一帯の総鎮守として信仰されてきました。境内には富士山に行けない人がそのご霊光にあやかれるようにと築かれた人工の山、富士塚もあります。「江戸八富士」のひとつに数えられる立派な富士塚で、登ると江戸時代に江戸の庶民に広まった富士山信仰のようすがよくわかります。すぐ向かいには日本将棋連盟の本部である将棋会館があります。六角形の将棋堂には同連盟から奉納された大駒が納められています。能楽殿もあり、年に一度、焚き火の炎を掲げ、「鳩森薪能」が演じられています(拝観料別途)。
鳩森八幡神社前の交差点角に正面入り口がある。
総檜造りの社殿。天井には草花や生活道具の絵が描かれている。
富士塚は1789年の築造で、現存する都内最古のもの。
山頂には、実際の富士山頂と同様、富士浅間神社の奥宮もある。
鳩みくじは、かわいい鳩の形。ほかに英語のおみくじもある。
御朱印は、鳩森八幡神社や富士浅間神社のものもいただける。
将棋堂には、棋力向上を願って棋士もよくお参りに訪れる。
棋力向上の絵馬は、将棋堂に奉納できる。
鳩森八幡神社
住所 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-1-24 |
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電話 | 03-3401-1284 |
休業 | 無休 |
時間 | 拝観自由 |
料金 | 無料 |
交通 | JR千駄ケ谷駅から徒歩5分 |
HP |
国立競技場
東京2020オリンピック・パラリンピックのメインスタジアム
2019年11月に完成した国立競技場。屋根をフラットにし、高さも50m以下に抑え、明治神宮外苑の景観との調和を図っています。100年先を見据えたデザインで、日本の伝統の美を生かしながら、自然の力を生かした客席環境、高性能なフィールド整備、効率よい動線など、日本が世界に誇る最先端技術が駆使されています。旧国立競技場の同じ場所に、地上5階地下2階、約6万席(竣工時)の施設として完成し、2021年のオリンピックのメイン会場になる予定です。現在は、オリンピック・パラリンピックの準備のため見学はできません。仮囲いの外側の一般歩道から、通行の範囲内で外観を望むことができます。
国立競技場の空撮写真。明治神宮内苑から新宿御苑、赤坂御用地、皇居へと続く緑のネットワークの中にあることがよくわかる。
(写真提供:独立行政法人日本スポーツ振興センター)
大きなモニュメントがある国立競技場の南側。
(写真提供:独立行政法人日本スポーツ振興センター)
競技場をぐるりと囲む軒庇(のきひさし)には、47都道府県から調達した木材が使用されている。
外苑西通りに出ると、左手に国立競技場が見えてくる。
ゴールの千駄ケ谷駅までは、国立競技場を左に見ながら歩く。
国立競技場
住所 | 東京都新宿区霞ヶ丘町10-1 |
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交通 | 都営大江戸線国立競技場駅A2出口から徒歩1分 |
HP | https://www.jpnsport.go.jp/kokuritu/home/tabid/36/Default.aspx |
日本オリンピックミュージアム
オリンピックの世界が体感できる博物館
2019年秋に開館。単に歴史をたどるだけでなく、オリンピックを体感できる展示内容となっています。「知る」「学ぶ」「感じる」「挑戦する」「考える」機会を創出。展示も美しく印象的なうえ、日本とオリンピックの関係、オリンピアンの足跡や生き方、裏方の仕事まで効果的な展示で紹介しています。オリンピアンの身体能力の高さを体感できるコーナーもあります。1階ウエルカムエリアにはショップやカフェもあります。
エントランスの広場にあるオリンピックシンボル。
広場には1964年東京大会の聖火台のレプリカ。
1972年札幌大会の聖火台のレプリカも飾られている。
1階ウエルカムエリアには、オリンピックの映像が映し出される大ビジョンと、オリンピックシンボルをあしらったウォールがある。
歴代の開催地で用いられた聖火トーチも展示。
前開催地、リオデジャネイロから日本への旗引き継ぎ式で登場した印象的な衣装。
競技の動きを体験したり、オリンピアンの身体能力に挑戦するコーナーも。
歴代のオリンピアンの名前が刻まれているガラスウオール。
日本のオリンピック初参加に尽力した嘉納治五郎氏の等身大に近いサイズのパネル。
ミュージアムショップにはオリジナルのグッズがいろいろ。濡らすと冷たく感じる観戦タオル2000円。
日本オリンピックミュージアム
住所 | 東京都新宿区霞ヶ丘町4-2 |
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電話 | 03-6910-5561 |
休館 | 月曜(祝日の場合は開館し、翌日休館) |
時間 | 10:00~17:00(入館は~16:00) |
料金 | 500円 |
交通 | 東京メトロ銀座線外苑前駅3番出口から徒歩5分 |
HP |
千駄ケ谷駅
JR中央・総武線 千駄ケ谷駅へ
地下鉄大江戸線国立競技場駅A5番出口へ
JRの中央線と総武線の、各駅停車のみが停車します。改札のすぐ上を首都高速が走っていて、駅前には広々としたスペースがあります。東京オリンピック・パラリンピック開催時には、国立競技場への最寄り駅として活躍します。
千駄ケ谷駅の入り口は、首都高の下にある。
改札口はひとつ。
目の前に東京体育館の屋根が見える。
道をはさんで都営大江戸線の国立競技場駅の出入り口がある。