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Part3

森ビル デジタルアートミュージアム:
エプソンチームラボボーダレスを体験!

2024.2.20

鑑賞者もアーティストになる

ひときわかわいい魚介類が楽しそうに泳ぐ「スケッチオーシャン」。なんと鑑賞者が描いたものばかりです。隣の部屋で絵を描き、スキャンしてもらいましょう。

《スケッチオーシャン》

あら不思議!ちゃぽんと海に飛び込んだかと思うと、愉快に泳ぎ始めます。魚や餌袋に触れてみましょう。一緒に泳いでいるかのような反応が返ってきます。そして、ここの魚たちも、ときにいたずらに部屋をはみ出して泳いでいってしまいます。

《スケッチオーシャン》

描いた絵は、のちほど麻布台ヒルズガーデンプラザA B1Fにあるチームラボ スケッチファクトリーで缶バッジやTシャツ、トートバッグなどにプリントすることもできます(有料)。

花が咲くお茶アートで一服

さまよって疲れたら、EN TEA HOUSEへ。あなたのために丁寧に点てられたお茶に、小さな花が生まれ、やがて大きく咲き誇り、はらはらと広がっていきます。あなたの隣の人のお茶にはまた違った花が咲いています。

チームラボボーダレスの作品は、目で見るだけでなく、音も香りも鑑賞します。触れて、歩いて、味わうことさえあります。まさに五感を通じて感じとるアートなのです。

《小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々》

初めての作品との出会いを楽しむ

チームラボボーダレスには、順路も案内もありません。「あの部屋をもう一度見たい」と思っても、なかなかたどり着きません。たどり着いたとしても、先ほどと全く同じものが見られることはありません。なぜならアート自体が、移動し変化していくからです。

《花と人、コントロールできないけれども共に生きる - A Whole Year per Hour》

作品との一期一会の瞬間を楽しみましょう。入館日時は事前予約制ですが、入館後の時間制限はありません。もしかしたら79の作品の中には、たどり着けず見そびれるものもあるかもしれません。境界のない館内をさまよう時間も、また楽しいものです。

《Walk, Walk, Walk:探し、遠ざかり、また出会う》

スマホにアプリを入れる

鑑賞には、現地でチームラボアプリをダウンロードすることをおすすめします。作品が移動してしまうので、各作品の説明文はどこにも掲示されいません。アプリには、今自分の近くにある作品のコンセプトなどが紹介され、また、混んでいる作品の整理券を発券し、順番が近づくと知らせてくれる機能もあります。

《teamLab App》©チームラボ

近くの作品がアプリに掲示される。

さらに《Infinite Crystal World》では、アプリの操作で作品の一部を創ることさえできるのです。もはやアーティストと鑑賞者のボーダーさえもあいまいです。

チームラボ《Infinite Crystal World》©チームラボ

日常を離れてとても不思議な世界をさまよいました。作品のひとつひとつに、人と自然との関係など、さまざまなコンセプトが込められているそうです。宇宙の中にいる自分、大自然の中で生きている自分を感じることができました。友達を誘ってまた訪れたいと思います。

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